研究課題
挑戦的萌芽研究
マクロファージは炎症性サイトカインを産生するM1型、IL-10を産生し恒常性維持や組織修復に働くM2型に大きく分類される。細胞内エネルギー代謝については従来M1型では好気的解糖系が主に利用され、M2型では酸化的リン酸化が主として利用されるとされていた。我々はM2型マクロファージのIL-10産生能獲得には分化過程における解糖系が重要であることを明らかにした。さらに分化したM2型マクロファージにおいてLPS刺激下でのサイトカイン産生にに関しては従来言われていた酸化的リン酸化経路に加えて解糖系-ERKの経路を使用することを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 1件)
Immunol Lett.
巻: Mar;183 ページ: 17-23
10.1016/j.imlet.2017.01.012
巻: Aug;176 ページ: 18-27
10.1016/j.imlet.2016.05.009