研究課題
挑戦的萌芽研究
脂肪由来血中蛋白であるC1q/TNF-related protein (CTRP)1の虚血性心疾患に対する作用を解析した結果、CTRP1は心筋虚血再灌流障害に防御的に作用することが明らかとなった。CTRP1欠損マウスは対照マウスと比べて、虚血再灌流後の心筋梗塞サイズが増加し、心筋組織での炎症反応とアポトーシスの増加を伴っていた。CTRP1の心筋保護機序は、心筋細胞におけるサイクリックAMPシグナル経路の活性化による炎症抑制とアポトーシス抑制を介していることが明らかとなった。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件、 招待講演 2件)
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