研究課題/領域番号 |
15K15310
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
中神 啓徳 大阪大学, 医学系研究科, 寄附講座教授 (20325369)
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研究分担者 |
中神 太志 大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (60739176)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ワクチン / 免疫治療 / MDSC / MRP14 / 慢性炎症 |
研究成果の概要 |
MRP8/14(別名S100A8/A9)はMDSCに高発現し炎症性サイトカイン分泌を促進し、動脈硬化・冠動脈疾患の血中バイオマーカーとして報告されている。そこでMRP8/14に対するワクチンを設計してマウスでの薬効評価を行った。高脂肪食負荷マウスでの耐糖能試験、担癌モデルでの腫瘍サイズでは対照群と有意な差を認めなかった。一方。脳血管閉塞モデルでの検討では、MRP14ワクチンは対照群と比して血管閉塞時間が有意に延長し、またその効果は抗血小板薬クロピドグリルとほぼ同等であった。一方で出血時間の検討では、MRP14は対照群に比べて有意な変化は認めなかった。
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