研究課題/領域番号 |
15K15420
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
吉村 康秀 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (60263307)
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連携研究者 |
井川 健 東京医科歯科大学, 医歯学総合病院, 准教授 (00372441)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | iPS細胞 / revertant mosaicism / 遺伝性皮膚疾患 / CRISPR/Cas9 / 相同組換え / Loss Of Heterozygosity / ブルーム遺伝子 / トiPS細胞 |
研究成果の概要 |
我々はヒト iPS細胞で、CRISPR/Cas9により染色体相同組換えを起こす系を、研究期間中に確立することができた。19番染色体に選択カセットを導入し、ブルーム遺伝子の発現を制御できるようにしたiPS細胞を樹立。その細胞株を用いてCRISPR/Cas9により染色体を切断したところ、切断点の近傍で相同組換えが生じてテロメアまでの領域においてLOHが起きていることをSNPを検定することにより確認した。さらに19番染色体で用いた選択カセットを導入したトランスポゾンベクターを作製、他の染色体でも機能することを確認した。今後、皮膚疾患に関連するiPS細胞株を得て、表記システムの樹立を達成したい。
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