研究課題/領域番号 |
15K15423
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
橋本 謙二 千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 教授 (10189483)
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連携研究者 |
石間 環 千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 特任助教 (00597130)
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研究協力者 |
藤田 有子 千葉大学, 社会精神保健教育研究センター, 特任助教 (40623591)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脳・神経疾患 / 双極性障害 / バイオマーカー / クエン酸回路 / ミトコンドリア / 脳神経疾患 |
研究成果の概要 |
双極性障害患者および年齢等を合致させた健常者の脳脊髄液のメタボローム解析を実施した結果、双極性障害患者のイソクエン酸濃度が健常者と比較して有意に高い事を発見した。また、双極性障害患者の死後脳を用いた研究から、イソクエン酸の代謝酵素イソクエン酸脱水素酵素(IDH)のサブタイプ(IDH3A)の遺伝子発現やタンパク発現が双極性障害患者群で減少していることを見出した。IDH3Aは細胞のミトコンドリア内にあるクエン酸回路に存在することから、今回の発見は、双極性障害の脳では、ミトコンドリア内のクエン酸回路のIDH3Aの減少により、イソクエン酸濃度が高くなっていると推測される。
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