研究課題
挑戦的萌芽研究
脂肪酸輸送における母体血から胎児の脳までの血液関門には、FATP3, 4が重要と考えられている。両遺伝子ともヒトiPS細胞から分化させた神経幹細胞塊およびさらに分化させた神経細胞で発現していた。また両遺伝子とも、胎児脳における毛細血管内皮のモデルにおいて発現していた。FATP3遺伝子のリシークエンス解析では47個の変異、FATP4遺伝子においては30個の変異を検出した。これらの変異のうち、p.Gly209Serは遺伝解析においても自閉症と関連が見られた。機能解析では、FATP4のp.Gly209Ser多型は脂肪酸の取り込み能に影響を与えていた。
すべて 2015
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Sci Rep.
巻: 5 号: 1 ページ: 16239-16239
10.1038/srep16239