研究課題/領域番号 |
15K15439
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
功刀 浩 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 疾病研究第三部, 部長 (40234471)
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研究協力者 |
寺石 俊也
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 安定同位体 / 呼気ガス検査 / トリプトファン / キヌレニン / うつ病 / 脳脊髄液 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
うつ病のキヌレニン仮説に基づき、安定同位体でラベルしたトリプトファン(Trp)服用後の呼気ガス検査(13C-TBT)の有用性を検討した。対象は18人の大うつ病と24人の健常者(第1サンプル)、18人の大うつ病、15人の統合失調症、21人の健常者(第2サンプル)である。13CTryp 150mg摂取後、呼気中13CO2/12CO2比を180分測定した。13CO2累積回収率 は健常者と比較してうつ病で有意に高く、統合失調症は有意差がなかった。血漿Trp濃度や抗うつ薬量は13C-TBT所見と負の相関を示した。以上から、13C-TBTはTrpーキヌレニン系が亢進したうつ病を検出する有用な検査である。
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