研究課題/領域番号 |
15K15461
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
新保 大樹 大阪医科大学, 医学部, 講師 (30535018)
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研究分担者 |
吉田 謙 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (10463291)
吉川 信彦 大阪医科大学, 医学部, 助教 (10719917)
上杉 康夫 大阪医科大学, 医学部, 非常勤講師 (80223452)
小森 剛 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (50309142)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | コータック / 低酸素 / KORTUC / F18-FMISO / 放射線増感剤 / 過酸化水素 / F-18 FMISO |
研究成果の概要 |
KORTUC治療は日本で開発された放射線増感療法で、低濃度過酸化水素とヒアルロン酸を腫瘍局所に直接注入し、①抗酸化酵素を分解する、②酸素を供給することで放射線増感効果を狙った治療である。KORTUCによる低酸素状態の改善を可視化・定量化するために、低酸素細胞標識PET分子イメージングF-18MISO-PET(F-MISO)を用いて放射線治療の増感効果がどれだけ改善するかを試みた。KORTUC治療を希望された2例に対し、F-MISOTを増感剤投与前後に試行したが、いずれの症例も腫瘍に集積なく、KORTUC投与後も集積変化はなかった。その後、新規症例に実施できず研究は中断した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
KORTUCにより腫瘍内の低酸素状態が改善したことを可視化、定量化できれば、放射線治療の前に増感効果が推定することができ有用で、患者ごとのオーダーメイド治療につながると考えたが、F-18MISO-PETによる可視化は今回の実施例では困難であった。
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