研究課題/領域番号 |
15K15468
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
研究代表者 |
梅田 泉 国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, ユニット長 (40160791)
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連携研究者 |
高橋 秀依 帝京大学, 薬学部, 教授 (10266348)
中村 武志 国立がん研究センター, 先端医療開発センター・機能診断開発分野, 特任研究員 (10624611)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 低酸素 / イメージング / がん / SPECT / Tc-99m / 画像診断 / 個別化医療 / 低酸素環境 / 分子イメージング / 核医学 |
研究成果の概要 |
本研究では従来とは異なる新しい低酸素集積機序の概念を提起し、かつ汎用性の高い核種Tc-99mを用いて、新規低酸素イメージング剤の開発を目指した。新規概念に基づいてプローブの分子設計を行い、12種類の化合物を合成し、その中から低酸素環境特異的な集積を示す候補化合物を得た。それらは担がん動物モデルにおいて、低酸素環境に依存した優れた集積を示した。In vivo SPECT/CTイメージングにおいても腫瘍を明瞭に描画できた。得られた成績は、従来開発のPET低酸素イメージングプローブと同等もしくは凌いでおり、本Tc-99m標識プローブは新しい低酸素イメージングプローブとして有用と期待される。
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