研究課題/領域番号 |
15K15483
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
武冨 紹信 北海道大学, 医学研究院, 教授 (70363364)
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連携研究者 |
横尾 英樹 北海道大学, 大学病院, 助教 (70399947)
後藤 了一 北海道大学, 大学病院, 助教 (10645287)
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研究協力者 |
藤好 真人
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 肝臓癌 / 外科 / 肝移植 / 臓器灌流 / 肝炎 / siRNA / マウス / 移植・再生医療 / 発現制御 / B型肝炎 / B型肝炎ウイルス / 再感染 |
研究成果の概要 |
肝炎ウィルスの取り込みに関わるタンパク質の発現を移植後に一過性に抑制し、肝炎再発を抑制する方法を確立するために、グラフトへのsiRNA導入法を模索した。まず、1) 低侵襲のマウス同所性肝移植モデル、2) マウス肝臓の酸素化体外灌流モデルを作成した。3) 凝固第Ⅶ因子siRNAをマウスに投与後に肝臓を摘出し、別のマウスに移植した。移植後72時間まで第Ⅶ因子の発現が抑制された。体外灌流時のsiRNA治療は、25℃灌流では強い効果を示したが4℃では無効であった。本治療により移植後のグラフトにおける標的タンパク質の発現を抑制できた。標的遺伝子の発現抑制を同様に検証することで新規治療の確立が期待される。
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