研究課題/領域番号 |
15K15489
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
小暮 公孝 群馬大学, 生体調節研究所, 研究員 (20125850)
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研究分担者 |
柴田 宏 群馬大学, 生体調節研究所, 准教授 (20235584)
小島 至 群馬大学, 生体調節研究所, 名誉教授 (60143492)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 有茎分節腸管 / 肝組織片移植 / 膵組織片移植 / 膵島細胞移植 / 体内型補助肝・膵臓 / 糖尿病 / 肝移植 / 膵移植 / 体内型補助肝・膵臓 |
研究成果の概要 |
本研究は有茎腸管グラフト内の充填肝組織片の急速な増殖環境下に膵組織片や膵島を共充填することで肝組織片からの増殖因子の影響によりこれらが増殖、増大して体内型機能膵臓として機能することを期待して行われた。肝組織片と膵組織片、膵島の共充填例では5週間後、3週間後でも充填組織全体が全く壊死せずグラフト内に生着するケースが認められた。これは肝組織片単独の充填では決してみられなかったものである。膵島移植例では膵島構成細胞の増殖も認められた。しかし、他家移植であるため膵島成分へのリンパ球の浸潤から拒絶反応がおきていることが推察された。今後、拒絶反応対策をたてることで人工肝・膵作成の展望が開けるものと考える。
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