研究課題/領域番号 |
15K15507
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
心臓血管外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
戸田 宏一 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (40379235)
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研究分担者 |
福嶌 五月 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 病院, 医長 (80596867)
秦 広樹 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (80638198)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | オキシム誘導体 / 血管新生促進剤 / 創傷治癒促進 / 体内再生因子誘導剤 / 創傷治癒促進剤 / ONO-1301 / YS-1402 / 難治性創傷治癒促進剤 / 血管新生 / 徐放性製剤 / 難治性潰瘍剤 / オキシム誘導体 |
研究成果の概要 |
細胞及び動物を用いて、オキシム誘導体(ONO-1301)の血管新生・創傷治癒促進効果と毒性検討を行った。その結果、ONO-1301は細胞レベルで肝細胞増殖因子(HGF)等の各種血管新生・組織再生因子を産生促進し、血管新生を促進した。また、下肢虚血動物にONO-1301の生体分解性高分子に内包した徐放性製剤を筋注投与することにより、虚血部で血管新生を促進し、血流量及び運動能が回復することを確認した。また、同製剤の毒性試験にて安全性を確認した。以上、ONO-1301軟膏剤は創傷部位にて持続的に多種の血管新生・組織再生因子を産生誘導することにより、創傷治癒促進剤になり得ることが示唆された。
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