研究課題/領域番号 |
15K15517
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
島田 順一 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60315942)
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研究協力者 |
島垣 昌明 東レ・メディカル・新事業推進室, 主幹
谷口 孝 TAケミカル㈱, 顧問
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 肺癌 / 樹脂 / シリコーン / 硬化療法 / エチルシアノアクリレート / 低粘度 / 重合 / エタノール放出 / 硬化治療法 / 微小病変 / 高齢者 / 縮小手術 / 代替療法 / 発熱硬化 |
研究成果の概要 |
この研究では、微量の水で反応が開始され樹脂が硬化したのちにCTとMRI装置のもとで可視化できる液状シリコン系樹脂のプロトタイプ合成に成功した。さらに細胞膜親和性を向上させるため、細胞膜上の脂質レシチンに注目し、より組織浸潤性のある液状硬化樹脂開発した。以上から、固形癌治療剤として、2017年にPCT特許出願を行った。今後、樹脂注入に必要な穿刺針などの医療機器の開発も進めることで、最新の高分子科学技術を用いて微小肺がんの外来局所治療を開発することで医療に貢献したい。
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