研究課題/領域番号 |
15K15519
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器外科学
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研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
阿部 二郎 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 特任研究員 (10573686)
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研究分担者 |
佐藤 賢一 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん幹細胞研究部, 部長 (10282055)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 肺癌 / がん幹細胞 / PDX |
研究成果の概要 |
私たちはPDXによって濃縮され、かつ大きく数を増加させたcancer stem cell (CSC)を用いて、相互関連の責任因子を標的としてCSCを撲滅させる治療法を開発することを本研究の目的とした。既存の細胞表面タンパクに対する抗体を用いてPDXを分画し、NOGマウスにおける造腫瘍能を指標に検討した。その結果、ある細胞表面受容体XXが肺扁平上皮癌の造腫瘍能に大きく関わることを見いだした。この表面タンパクをノックダウンすると、細胞増殖がほぼ停止した。また、アポトーシス細胞が増加し、細胞浸潤能が低下した。以上のことから、XXは肺扁平上皮癌の治療標的となると考えられた。
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