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がん細胞はなぜ糖を過剰に必要とするのか?の根本疑問にグリオーマ幹細胞研究から挑む

研究課題

研究課題/領域番号 15K15522
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 脳神経外科学
研究機関山形大学

研究代表者

北中 千史  山形大学, 医学部, 教授 (70260320)

連携研究者 岡田 雅司  山形大学, 医学部, 講師 (70512614)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
キーワードglioma-initiating cell / 神経膠芽腫
研究成果の概要

がん細胞の特徴である糖代謝亢進ががん細胞にとってどのような意義があるかについてはいまだ不明な点が多い。我々はこれまでの科研費研究の成果に基づき糖代謝が活性酸素種(ROS)レベルの調節を通じてグリオーマ幹細胞のがん幹細胞状態維持に寄与しているという仮説を提唱した。そこで本課題ではこの仮説検証を行うとともに解糖経路阻害により細胞内ROSレベルが上昇する機序について検討を試みた。その結果、細胞内ROS上昇により幹細胞性喪失がおきることは確認されたが、GLUT1阻害による糖取り込みの抑制が細胞内ROS上昇を引き起こす機序についてはこれまでのところ仮説実証に至っておらず、さらなる検討が必要と考えられる。

報告書

(3件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2016 2015

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 2件)

  • [雑誌論文] GSKJ4, a selective Jumonji H3K27 demethylase inhibitor, effectively targets ovarian cancer stem cells2015

    • 著者名/発表者名
      Sakaki et al.
    • 雑誌名

      Anticancer Research

      巻: 15 ページ: 6607-6614

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 促進性グルコース輸送体GLUT1阻害は癌幹細胞の自己複製能と腫瘍形成能を抑制する.2016

    • 著者名/発表者名
      岡田雅司, 鈴木修平, 清野学, 武田弘幸, 北中千史
    • 学会等名
      第75回日本癌学会学術総会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜(横浜)
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
  • [学会発表] グルコース代謝の抑制はがん幹細胞の幹細胞性維持および腫瘍創始能を抑制する.2016

    • 著者名/発表者名
      2) 岡田雅司, 北中千史
    • 学会等名
      第59回放射線影響学会
    • 発表場所
      JMSアステールプラザ(広島)
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] グリオーマ、固形がん幹細胞を標的とする治療法開発を目指したがん幹細胞研究2015

    • 著者名/発表者名
      北中 千史
    • 学会等名
      第74回癌学会学術総会
    • 発表場所
      名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)
    • 年月日
      2015-10-08
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2018-03-22  

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