研究課題/領域番号 |
15K15528
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
脳神経外科学
|
研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
福田 真紀 高知大学, 医学部, 研究員 (20735691)
|
研究分担者 |
上羽 哲也 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (00314203)
八幡 俊男 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 助教 (40380323)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 脳腫瘍 / エピジェネティクス |
研究成果の概要 |
悪性脳腫瘍の一部では、腫瘍特異的な代謝によってエピジェネティックな因子の制御に異常がみられることが報告されている。その標的分子であるメチル化DNAをヒドロキシル化し、脱メチル化する機能をもつ遺伝子であるTET1とTET2の膠芽腫における発現を検討した。膠芽腫細胞や組織においてTET1は正常星状細胞や正常脳組織と同程度の発現を示した。一方、TET2は膠芽腫細胞株では正常星状細胞と同様に発現が低かったが、膠芽腫組織では正常脳組織と比較して高い発現を示すことを見出した。膠芽腫の発生にTET1が関与することが報告されているがTET2も重要な機能を担っていると考えられる。
|