研究課題/領域番号 |
15K15562
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
齋藤 浩二 東北大学, 大学病院, 准教授 (10359515)
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連携研究者 |
武井 祐介 東北大学, 大学病院, 助教 (80822890)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ARDS / 内皮微小粒子 / 血管内皮傷害 / 敗血症 / microparticles / バイオマーカー / 内皮傷害 |
研究成果の概要 |
アンギオテンシン変換酵素(ACE)を発現する内皮微小粒子(ACE+EMPs)に着目し、急性呼吸促迫症候群(ARDS)の肺血管内皮傷害を評価した。ACE+EMPsは肺毛細血管内皮細胞から多く放出され、炎症性刺激により放出は増加した。敗血症患者の中で、ARDSを発症した患者では有意にACE+EMPsが有意に上昇していた。急性肺傷害モデルマウスを用いた検証では、急性肺傷害モデルマウスでACE+EMPsが上昇するだけではなく、肺血管透過性亢進の指標となりえることが示唆された。ACE+EMPsはARDSの肺血管内皮傷害の新たなマーカーとなり得る。
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