研究課題/領域番号 |
15K15568
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
川真田 樹人 信州大学, 学術研究院医学系, 教授 (90315523)
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研究分担者 |
石田 高志 信州大学, 医学部附属病院, 助教(特定雇用) (60531952)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 末梢血腫瘍DNA / 周術期 / がん転移 / 麻酔法 / がん再発 / circulating tumor DNA / 麻酔方法 |
研究成果の概要 |
麻酔・周術期管理が、術後のがん再発・転移に及ぼす大きな影響を検討するため、悪性黒色腫と肺悪性腫瘍患者を対象に、周術期における末梢血中に出現するBRAF遺伝子変異などのがん細胞DNA(circulating tumor DNA: ctDNA)の検出と、麻酔方法やサイトカインを計測した。BRAF遺伝子変異を持たない悪性黒色腫患者で、周術期に新たにBRAF遺伝子変異ctDNAが検出された例はなかった。対象を肺悪性腫瘍患者にも拡大しても、周術期に新たな変異するctDNAは検出できなかった。麻酔関連薬のctDNAへの影響を検討するには、末期がん患者における緩和ケアなどでの検討が必要と思われた。
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