研究課題/領域番号 |
15K15573
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
麻酔科学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
森山 孝宏 鹿児島大学, 医歯学域附属病院, 講師 (20593651)
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研究分担者 |
堀内 正久 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (50264403)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | プロポフォール / L-カルニチン / 遊離脂肪酸 / ミトコンドリア / 脂肪酸代謝 / 糖代謝 / アミノ酸代謝 |
研究成果の概要 |
方法 16時間絶食した雄性SDラットをプロポフォール群(P群)とカルニチン同時投与群の2群に分類した。3時間後まで遊離脂肪酸、グルコース、アミノ酸、βーヒドロキシ酪酸を測定した。細胞実験では酸素消費量を測定することでプロポフォール添加時のエネルギー基質の利用効率を調べた。結果 遊離脂肪酸とグルコースはP+C群で有意に増加し、アミノ酸とβーヒドロキシ酪酸は低下していた。細胞実験ではプロポフォール添加により脂肪酸の利用が抑制され、糖・アミノ酸利用で代償されていた。結論 プロポフォールは脂肪酸代謝を抑制するが、カルニチンはこの作用を抑制し、ミトコンドリア機能を保護する可能性が示唆された。
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