研究課題/領域番号 |
15K15583
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
齊藤 源顕 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 教授 (60273893)
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研究分担者 |
清水 孝洋 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 准教授 (00363276)
東 洋一郎 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (80380062)
清水 翔吾 高知大学, 教育研究部医療学系基礎医学部門, 助教 (90721853)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 硫化水素 / 膀胱 / 前立腺 / 弛緩 / 硫化水素合成酵素 |
研究成果の概要 |
(1)予め収縮させた膀胱及び前立腺に対し、NaHSはいずれも用量依存的に弛緩反応を誘発した。これら弛緩反応におけるNaHSのEC50値及び弛緩率は有意差はなかった。(2) 前立腺組織ではMPST/CAT/CBS、いずれも主に腺上皮に発現していた。膀胱組織では、上皮及び筋層いずれにおいてもMPST及びCATの発現が認められた一方、CBSの免疫陽性は観察されなかった。(3)H2Sはいずれの組織においても検出された。(4)GYY投与群では、いずれの用量においても対照群に比して有意な排尿間隔の延長が観察された。 H2Sが膀胱及び前立腺組織において内因性の弛緩因子として機能する可能性が示唆された。
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