研究課題/領域番号 |
15K15589
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
藤井 秀岳 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (10405318)
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研究分担者 |
本郷 文弥 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (80291798)
上田 崇 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員講師 (50601598)
浮村 理 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70275220)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 腎細胞癌 / VEGF-A / siRNA / DDS / 腫瘍免疫 / 免疫抑制性細胞 |
研究成果の概要 |
我々はナノゲルとsiRNAを用いた新規腎細胞癌遺伝子治療を開発した。ナノゲル/siVEGFA複合体は腎癌細胞に取り込まれ、VEGF-A遺伝子のノックダウンに成功した。加えて、その複合体は腫瘍組織内においても安定性を維持できることを確認した。 siVEGFA/ナノゲル複合体をマウス腎癌内へ投与することにより、血管新生と腫瘍成長を著明に抑制することを示した。また、腫瘍内VEGF-Aを制御することにより、マウス全身における骨髄由来免疫抑制細胞(MDSCs)蓄積の減少を明らかにした。これらは、VEGF-A遺伝子の局所制御が、悪性腫瘍に関連する全身性免疫応答の改変につながることを示唆している。
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