研究課題/領域番号 |
15K15603
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
岩瀬 明 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院教授 (20362246)
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研究分担者 |
中村 智子 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (40732681)
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研究協力者 |
石田 千晴 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
永井 孝 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 子宮内膜症 / 卵巣癌 / チョコレート嚢胞 / 腹膜播種 / Focal adhesion kinase / チョコレートのう胞 |
研究成果の概要 |
子宮内膜症と卵巣癌には、卵巣には時に大きな腫瘤形成が、腹膜には散布性の小さな病変が多発するという共通点がある。我々は生着場所依存性の発育様式に着目し、微小環境と腫瘍進展についての研究をおこなった。 子宮内膜症間質細胞を用いた実験で、細胞外マトリクスへの接着依存性のmonocyte chemotactic protein-1とtransforming growth factor-βの産生増加をみとめた。これらはfocal adhesion kinase(FAK)インヒビターで抑制された。本研究により子宮内膜症の特徴である線維化と炎症の経路として、FAK依存性の微小環境での接着の重要性を見出した。
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