研究課題/領域番号 |
15K15604
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
梶山 広明 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (00345886)
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連携研究者 |
千賀 威 名古屋大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (80419431)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 卵巣癌 / 腹膜播種 / 腹膜中皮細胞 / 腹膜間隙透過性 / filopodia形成 / 細胞コミュニケーション / アクチンモーター蛋白 / 浸潤 |
研究成果の概要 |
我々は卵巣癌をとりまく微小環境において、腹膜中皮細胞(MC)を起源とする間質細胞集団を同定しており、それらを癌関連中皮細胞(CAM)と定義した。本課題ではCAMが担う卵巣癌の腹膜播種のメカニズム及び新規治療戦略の開発を目的とした。卵巣癌細胞を蛍光標識した後に、MC及びCAMと共培養させ、さらにシスプラチンを添加し、癌細胞の生存をフローサートメトリーにて観察した。その結果、MCに比較して、CAMとの共培養において生細胞の有意な増加を認めた。さらにCAMとの共培養下では、癌細胞はより間葉系形質を獲得することを示した。CAMからの刺激が卵巣癌細胞のプラチナ耐性に寄与する可能性が示唆された。
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