研究課題/領域番号 |
15K15614
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
川瀬 哲明 東北大学, 医工学研究科, 教授 (50169728)
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研究分担者 |
香取 幸夫 東北大学, 医学系研究科, 教授 (20261620)
菅野 彰剛 東北大学, 医学系研究科, 講師 (20578968)
坂本 修一 東北大学, 電気通信研究所, 准教授 (60332524)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 神経科学 / 発声 / 脳磁図 / 時間―周波数解析 |
研究成果の概要 |
発声の多くは随意運動であるが、運動企画、構音・調音に関する複雑な処理過程には、聴覚系のフィードバック機構が強く関与している。本研究では、音程調節発声動作時の脳活動を脳磁図時間周波数解析を用いて検討した。 音程調節発声動作中の脳活動は、アルファ、ベータ帯域の事象関連脱同期として観察され、聴覚野、上側頭回、島、縁上回、下前頭回、感覚運動野の活動が、1ms単位の時間軸上に可視化された。結果は、これまでfMRIなどで報告されてきた発声に伴う脳活動が、脳磁図の時間周波数解析を用いての動的可視化できることを示すもので、吃音や機能性発声障害症例など、発声機構の病理が示唆される症例での検討が期待される。
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