研究課題/領域番号 |
15K15618
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
川内 秀之 島根大学, 医学部, 教授 (50161279)
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研究分担者 |
森倉 一朗 島根大学, 医学部, 講師 (00362939)
飯笹 久 島根大学, 医学部, 准教授 (80306662)
青井 典明 島根大学, 医学部, 准教授 (80452556)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アレルギー性鼻炎 / スギ花粉症 / 舌下免疫療法 / 経口免疫療法 / 調節性T細胞 / スギ花粉症治療米 / protein body / 免疫学的寛容 / 調整性T細胞 / T細胞エピトープ / 経口免疫 / 花粉症治療米 |
研究成果の概要 |
マウススギ花粉症モデルを作成し、Cryj1やCryj2のT細胞エピトープの全領域を遺伝子導入したスギ花粉治療米を用いて、粘膜を介した免疫療法(経口的自然摂取/舌下投与)による鼻症状の抑制効果につき検討した。誘導相と反応相のいずれの投与においても、鼻症状の抑制効果が認められた。特異的IgE抗体の低下や鼻粘膜への好酸球浸潤の低下を認めた。舌下免疫療法を行ったマウスの頸部リンパ節リンパ球のTh2型サイトカイン(IL-5, IL-13)産生の低下とIFN-γの産生の亢進を認めた。花粉症治療米の蛋白顆粒のみを精製した成分を用いることにより、鼻症状の抑制に必要な有効投与量を低下させることができた。
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