研究課題/領域番号 |
15K15619
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
西崎 和則 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (90180603)
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研究分担者 |
前田 幸英 岡山大学, 大学病院, 講師 (00423327)
高原 潤子 岡山大学, 医学部, 技術専門職員 (80448224)
折田 頼尚 岡山大学, 大学病院, 講師 (90362970)
村井 綾 岡山大学, 大学病院, 医員 (00780834)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | プロラクチン / GDF11 / 点鼻 / 嗅球 / 傍側脳室領域 / 吻側移動経路 / 神経細胞再生 / ニューロン再生 / 鼻腔内投与 / 神経幹細胞 / 嗅覚 / 神経細胞移動経路 |
研究成果の概要 |
鼻腔内薬剤投与の有効性を検討するため神経幹細胞が存在する傍側脳室領域における細胞分裂数と傍側脳室領域で生まれた新生神経細胞が吻側移動経路によって分布する嗅球における新生神経細胞数をそれぞれKi67およびDCXを用いて免疫学的な検討を行った. プロラクチンもしくはGDF11の点鼻投与は傍側脳室領域における細胞分裂の有意の増加および嗅球における新生神経細胞の有意の増加を統計学的な解析で示したが,経鼻投与による脳内薬剤移行ルートとしては鼻腔から直接脳組織に移行する積極的な証拠は得られなかった. 鼻腔内薬剤の脳組織移行ルートの解明には血液中の点鼻投与された薬剤濃度の分析などさらなる研究が必要である.
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