研究課題/領域番号 |
15K15620
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
兵頭 政光 高知大学, 教育研究部医療学系臨床医学部門, 教授 (00181123)
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研究分担者 |
道脇 幸博 昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (40157540)
越塚 誠一 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (80186668)
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研究協力者 |
菊地 貴博 武蔵野赤十字病院
弘瀬 かほり 高知大学, 教育研究部
長尾 明日香 高知大学, 教育研究部
中平 真矢 高知大学, 医学部附属病院リハビリテーション部
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | コンピューター・グラフィクス / 4次元CG / 嚥下運動の可視化 / 高解像度マノメトリー / コンピューターグラフィクス / 3D-CT / 4次元画像 / 嚥下内視鏡検査 / 嚥下造影検査 / 嚥下機能 |
研究成果の概要 |
健常者を対象として、下顎・舌・咽頭・喉頭などの嚥下器官の形態を多列検出器型CTにて撮影し、3D画像を作成した。そしてこれを基に、CGを作成することで咽頭や喉頭の嚥下時の動きを、4次元画像として可視化した。次に食塊を粒子の集合体として口腔から咽頭へ移送させることで、嚥下器官と食塊の動きを、任意の方向から観察することができた。 次に、高齢の誤嚥患者についてCG作成を行うと、健常者に比較して喉頭の位置が低位で、嚥下時の喉頭挙上不全、喉頭蓋の後屈不全、食塊の誤嚥を認めた。食塊を口腔から咽頭へ移送させると、誤嚥のタイミングや嚥下器官の運動と食塊の動きとのミスマッチを可視化することができた。
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