研究課題/領域番号 |
15K15641
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
岩田 岳 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究センター), 分子細胞生物学研究部, 部長 (90374157)
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研究分担者 |
溝田 淳 帝京大学, 医学部, 教授 (10239262)
下澤 律浩 医薬基盤研究所, 霊長類医科学研究センター, 主任研究員 (50300786)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 医歯薬学 / 外科系臨床医学 / 眼科学 / 眼生化学・分子生物学 / カニクイザル / 霊長類 / CRISPR/Cas9 / ノックアウト / 遺伝子改変 / 疾患モデル動物 |
研究成果の概要 |
黄斑などの眼球構造がヒトと類似するカニクイザルの遺伝子改変眼疾患モデルを作製するために、受精卵へCRISPR/Cas9システムを用いたゲノム編集技術を応用した。顕微授精により雄雌前核を持つ受精卵を作出し、この前核に目的の眼疾患遺伝子の変異を誘導するように構築したCRISPR/Cas9発現ベクターを注入した。このベクター注入卵について体外培養および胚移植を行った。体外培養したベクター注入卵は胚盤胞に発生し、これからES細胞が樹立された。このES細胞において目的遺伝子の変異が誘導されていることが確認された。また、ベクター注入卵の胚移植を行ったところ、1個体が妊娠を継続し、雌の新生児を得るに至った。
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