研究課題/領域番号 |
15K15642
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
小児外科学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
新開 統子 筑波大学, 医学医療系, 講師 (80301612)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 再生医療 / 臍帯由来間葉系幹細胞 / 横隔膜ヘルニア / 肺低形成 / 臍帯間葉系幹細胞 / 先天性横隔膜ヘルニア / 肺高血圧 / 臍帯幹細胞 / 幹細胞シート / 細胞シート |
研究成果の概要 |
観察に適したラット胎児肺を用いて、臍帯由来間葉系幹細胞(UC-WJSCs)との共培養による胎児肺の分化誘導を確認した。UC-WJSCsの有用性をLung bud増加率と肺成長に関与するmRNAの 発現の差で比較検討した。結果はUC-WJSCsとの共培養群でLung budの増加率が 有意に高値であった。また、肺血管新生とlung branching morphogenesisに関与する因子であるVEGF、BMP-4、TTF-1の発現がUC-WJSCsとの共培養群に有意に高値 であった。しかし、Shhの発現には両群間に有意差は認めなかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は小児の難治性疾患に対する再生医療の可能性を示す基礎実験となったと考えられる。また、出産後に廃棄される臍帯を再生医療の原資に用いる可能性を示せたことも本研究の学術的、社会的な意義は大きいものと考える。
|