研究課題/領域番号 |
15K15665
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大西 光雄 大阪大学, 医学部附属病院, 講師 (70597830)
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研究分担者 |
嶋津 岳士 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50196474)
姜 晋求 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (50721114)
廣瀬 智也 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (70597509)
松本 寿健 大阪大学, 医学系研究科, 招へい教員 (70644003)
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連携研究者 |
松浦 裕司 大阪大学, 医学系研究科大学院 (10791709)
細見 早苗 大阪大学, 医学系研究科, 招聘教員 (90644005)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 衝撃波 / 爆傷 / 頭部外傷 / 記憶障害 / うつ状態 / 行動試験 / Iba-1 / 遅発性脳損傷 / 活性化マクロファージ / 外傷外科学 / 中枢神経 / 反射 / 迷走神経 / 脳損傷 |
研究成果の概要 |
爆弾テロで生じる衝撃波による損傷の解明は喫緊の課題である。ラット頭部への衝撃波による軽度脳損傷モデルを作成した。衝撃波を受けたラットの食事量、体重は受傷後3日間減少した。衝撃波損傷脳をIba-1抗体で染色したところ、3日後、1週間後までは染まらず、2週後から視床・視床下部で濃染され活性化マクロファージの増加が示唆された。この時期のラットの行動試験を行ったところ、強制水泳試験ではcontrol群と比較して有意に無動時間が延長し“うつ”状態になっている可能性が示唆された。Y迷路試験においては記憶力の低下が示唆された。これは爆傷受傷後の兵士等で報告されている脳損傷の動物モデルとなることが期待された。
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