研究課題/領域番号 |
15K15671
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
今泉 均 東京医科大学, 医学部, 教授 (70203304)
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研究分担者 |
升田 好樹 札幌医科大学, 医学部, 教授 (10244328)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | DAMPs / necleophomin(NPM) / HMGB 1 / histones / shock / SOFA score / 敗血症 / 敗血症性ショック / 臓器障害 / Nucleophosmin / HMGB1 / Histon蛋白 / HMGB1 / ヒストン蛋白 / nucleophosmin / アラミン |
研究成果の概要 |
障害細胞から放出され臓器障害や予後を悪化させるDAMPsのうち,我々はNPMに着目し,血液中の動態と予後との関係を既存のDAMPsであるHMGB1とヒストンと比較検討した。ラット敗血症モデルでは血中HMGB1は4時間,ヒストンは8時間後から増加し12時間後をピークに漸減したが,血中にはNPMは増加しなかった。HMGB1とヒストンとの間に高い相関がみられた。敗血症性ショック患者の血中NPMは,非ショック患者に比べ有意に増加し,SOFA scoreとの相関は最も高かった。新定義Sepsis-3では臓器障害が重視されることから,NPMは敗血症の診断,治療における重要なパラメータとなりえる。
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