研究課題/領域番号 |
15K15683
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
佐伯 万騎男 新潟大学, 医歯学系, 教授 (30273692)
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研究分担者 |
柿原 嘉人 新潟大学, 医歯学系, 助教 (40379938)
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連携研究者 |
芳澤 享子 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (60303137)
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研究協力者 |
秋葉 陽介 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (70547512)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 骨再生 / 破骨細胞 / 骨吸収 / NFAT / RANKL / 骨 |
研究成果の概要 |
様々な骨吸収抑制薬が骨粗鬆症治療薬として臨床応用されているが、骨形成も同時に抑制され、効果が得られない症例が報告されている。その原因として、いまだ詳細が明らかでない破骨細胞と骨芽細胞のカップリング機構の存在を想定することができる。 本研究では、カップリング機構を逆手にとり、破骨細胞分化に影響を与える化合物のスクリーニングを行い、破骨細胞活性化薬の中から、新しいタイプの骨形成促進薬としてケンパウロンを発見した。ケンパウロンは破骨細胞分化のマスター遺伝子であるNFATを活性化するとともにRANKL依存性の破骨細胞分化を著明に促進した。ラット頭蓋骨の欠損モデルにおいて、ケンパウロンは骨再生を促進した。
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