研究課題/領域番号 |
15K15684
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中西 博 九州大学, 歯学研究院, 教授 (20155774)
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研究協力者 |
高山 扶美子
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ジンジバリス菌 / ミクログリア / 生体蛍光イメージング / 突起伸展 / P2Y6受容体 / 生体イメージング |
研究成果の概要 |
二光子共焦点レーザー顕微鏡を用いて生きたマウスにおいて追跡することでジンジバリス菌の脳内浸潤メカニズムならびに脳炎症惹起メカニズムを解析した。ミクログリアに蛍光タンパク質GFPを発現するCX3CR1マウスを用いた蛍光生体イメージングにより、脳内感染したジンジバリス菌に向けてミクログリアがヌクレオチドの一種UDPに対するP2Y6受容体を介して突起を伸ばし取り囲むことを突き止めた。さらにミクログリアの反応は夜間(マウスの活動期)では昼間(非活動期)と比べて低下していた。突起伸展反応の日内変動は、分子時計によるP2Y6受容体発現量の日内変動に連動していると考えられる。
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