研究課題
挑戦的萌芽研究
破骨細胞に発現するMg2+透過型陽イオンチャネルであるチャネルキナーゼTRPM7 に注目し、破骨細胞を介するMg2+代謝機構を検討した。破骨細胞特異的TRPM7コンディショナル欠損(cKO)マウスとTRPM7キナーゼ変異(KR)マウスを用いて骨形態解析や血清Mg2+濃度検査を行った。8週齢のcKOやKRマウスでは骨形態パラメーター、血清Mg2+濃度、及び培養破骨細胞の骨吸収活性に違いはなかった。一方、30週齢のcKOマウスでは破骨細胞数が減少し骨量が増加した。従って、Mg2+透過型チャネルであるTRPM7が加齢に伴い破骨細胞を介する骨吸収や骨リモデリングに重要な役割を果たすことが示唆された。
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