研究課題/領域番号 |
15K15708
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
窪木 拓男 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00225195)
|
研究分担者 |
大野 充昭 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (60613156)
前川 賢治 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (20304313)
秋山 謙太郎 岡山大学, 大学病院, 講師 (70423291)
大島 正充 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (00548307)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | アミノ酸 / 骨髄由来間葉系幹細胞 / アンチエイジング / 幹細胞 / 骨粗鬆症 / 創傷治癒 |
研究成果の概要 |
我々は,骨髄由来間葉系幹細胞 (BMSCs)の未分化維持に特定のアミノ酸が関わっていると考え,スクリーニングを行い,トリプトファンがBMSCsの幹細胞性維持に関与している事を突き止めた.実際,in vitroにおいて,トリプトファン処理により,BMSCsのコロニー形成能や細胞遊走能が上昇することが明らかとなった.また,マウスにトリプトファンを腹腔内投与すると,骨髄内の間葉系幹細胞数が増加し,骨髄内の海綿骨量が増加すること,また,骨欠損部の骨再生が促進される事が明らかとなった.本結果は,骨再生の新たな治療法の開発や,幹細胞老化により生じる骨疾患の新たな治療に繋がると考える.
|