研究課題/領域番号 |
15K15721
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
宇尾 基弘 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (20242042)
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研究分担者 |
尾曲 大輔 日本大学, 歯学部, 助教 (10608699)
和田 敬広 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (10632317)
本郷 敏雄 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (60142444)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 金属アレルギー / パッチテスト / ナノ材料 |
研究成果の概要 |
微小金属粒子(ナノボール)を金属アレルギーパッチテストの素材として用いるため、水溶液中での金属イオン放出特性と皮膚へのイオン浸透特性を調査した。 ニッケル等のナノボールを弱酸性溶液に分散し、透析膜を介して外液に溶出イオンを供給する試験を行ったところ、十分な金属イオン溶出が得られることが判明した。加えて動物皮膚にへの浸透試験を同様の手法で行ない、放射光蛍光X線分析で金属の皮膚への金属イオンの連続的な浸透を認めた。浸透した金属イオンは既存のアレルギーパッチテスト試薬に比較して、低濃度で時間依存的に供給されていた。 以上より金属ナノボールは新たなパッチテスト素材として期待できると考えられた。
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