研究課題/領域番号 |
15K15725
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
|
研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
中村 浩彰 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (50227930)
|
研究分担者 |
二宮 禎 松本歯科大学, 総合歯科医学研究所, 講師 (00360222)
細矢 明宏 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (70350824)
堀部 寛治 松本歯科大学, 歯学部, 助教 (70733509)
雪田 聡 静岡大学, 教育学部, 准教授 (80401214)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | M2マクロファージ / 歯髄 / 修復象牙質 / Wntシグナル / 免疫組織化学 / 歯髄組織 |
研究成果の概要 |
修復象牙質形成過程におけるM2マクロファージと歯髄細胞との相互作用を明らかにするために、窩洞形成後のWnt関連タンパク質の局在を免疫組織化学的に行った。窩洞形成3日後に出現するマクロファージにWnt10aおよびGPR177陽性反応がみられ、7日後の修復象牙芽細胞の核内にはβ-カテニン局在が認められた。以上のことから、修復象牙質形成過程にWnt古典経路が関与することが明らかになり、直接覆髄剤としてWntシグナルを活性化する新たな治療法の可能性が示唆された。
|