研究課題/領域番号 |
15K15749
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 大阪医科大学 |
研究代表者 |
平田 あずみ 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (40263587)
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研究分担者 |
野村 良太 大阪大学, 歯学研究科, 准教授 (90437385)
高野 和文 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (40346185)
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研究協力者 |
Goldberg Michel Université Paris Descartes, INSERM UMR-S 1124・Biomédicale des Saints Pères, Professeur Emerite
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | コラーゲン結合タンパク質 / Streptococcus mutans / 構造解析 / 機能解析 / S. mutans / コラーゲン / 病原性 / 結晶構造 |
研究成果の概要 |
う蝕原因菌Streptococcus mutansが感染性心内膜炎や脳血管疾患などさまざまな全身疾患に関与し、その病原性発揮には菌体表層に発現するコラーゲン結合タンパク質Cnm/Cbmの関連性が示唆されている。本研究ではCnm/Cbmのcollagen-binding-domain (CBD)について、大量発現系・精製法を構築し、獲得できた結晶の立体構造をX線結晶構造解析によって決定した。その結果、CBDを構成するN1、Latch、N2、Linkerの4つのドメインが形成する空間のN2部分にコラーゲンが結合することが予想された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Cnm/Cbmにおいて、本研究により明らかとなったコラーゲンとの相互作用に関わる領域は、既知のコラーゲン結合タンパク質Cnaの領域と共通しており、この部位はコラーゲン結合タンパク質においてコラーゲンとの結合に関わる最も重要な部位であることが示唆された。
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