研究課題
挑戦的萌芽研究
末梢循環腫瘍細胞(CTCs)と腫瘍から血流に放出された循環細胞遊離DNA(ctDNA)から遺伝子変異を確認する効率の良い解析手法の確立に挑戦した。揚力と遠心力によりがん細胞を分離する原理でCTCsを分離した。CTCsの微量DNAは増幅を行った後、患者血液中のctDNAとともに次世代シーケンス(NGS)を行う手法を確立した。頭頸部がん、胃がん、食道がん、大腸がんを含む計37例の末梢血からCTCsを分離した。末梢血1mL中のCTCsの個数は8-77個/mLであり、全例からCTCsを分離できた。増幅されたDNAからNGSを行い、CTCsからのがん遺伝子、がん抑制遺伝子変異プロファイル抽出に成功した。
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 3件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 4件、 招待講演 1件)
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