研究課題/領域番号 |
15K15780
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
渡辺 猛 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 准教授 (50191771)
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研究分担者 |
埴岡 隆 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (00144501)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 歯科医師 / プロフェッショナリズム / 生涯学習 / 社会貢献 / 職業満足 / 口腔医学 / 学習成果基盤型教育 / リスク検査 |
研究成果の概要 |
全国より抽出した開業歯科医師において「医学を学習する意欲」の高い者ほど「職業に対する満足度」の高いことが判明した。次に、短時間で実施できる「医学知識の必要性を示す講話と実習のモデル」を開発し、本学4・5年生の一部にそれぞれを試行したところ、両者とも9割弱の学生がさらなる医学知識の必要性を認めた。最後に、本学を除く国内28の歯学部の教務担当責任者に「現状の医学教育をさらに拡充する」場合の障壁を聞いたところ、教育時間の確保が難しいこと等が判明した。本研究で開発した短時間で実施できる「医学知識の必要性を示す講話と実習のモデル」は歯学部における医学教育の効率的な実施の一例になるものと思われた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
①開業歯科医師の間で歯科医師の過剰感が蔓延しているにもかかわらず開業歯科医師の職業満足度には患者数よりも「社会貢献への意欲」や「生涯学習の意欲」というプロフェッショナリズムの意識が大きく関わっているという実態、②歯学部において医学教育を拡充する重要性は認識されているものの教育時間の確保が難しい等の障壁の存在、③本研究で開発した短時間で実施できる「医学知識の必要性を示す講話と実習のモデル」を用いることにより歯学部における医学教育の効率的な実施の可能性、の3つが判明したことである。
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