研究課題/領域番号 |
15K15785
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
水流 聡子 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80177328)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 状況の揮発性 / 看護観察 / 臨床看護知識 / 構造化 / 標準化 / 質評価 / 質マネジメント |
研究成果の概要 |
看護観察は随時生産できることから,医療の質安全上非常に重要な情報といえる.良質な看護観察となっている看護ナビコンテンツを用いて某県14病院の胃癌手術患者の術直後の観察の記録状況を調査した結果,バイタルサイン・インアウトに関する観察率は高かったが,症状に関する記録率は10~64%(平均29.5%)と低く,看護の質評価が可能であった.1000床の急性期病院で,看護ナビコンテンツを臨床現場で活用した結果,某病棟において,情報収集時間に30分以上を費やしている看護師率が,45.8%から4%に減少していることがわかった.以上より看護ナビコンテンツが,医療の質の改善に有用であることが示唆された.
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