研究課題/領域番号 |
15K15786
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 城西国際大学 (2017) 東京医科歯科大学 (2015-2016) |
研究代表者 |
齋藤 やよい 城西国際大学, 看護学部, 教授 (40242200)
|
研究分担者 |
大黒 理惠 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (70510345)
大河原 知嘉子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (80632091)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 熟練看護師 / 経験知 / Clinical Grasp / 眼球運動 / 思考プロセス / 臨床判断 / 視覚情報 / 危険予知 / Clinilcal Grasp / 注視 / Clinical Grasp |
研究成果の概要 |
熟練看護師のクリニカル・グラスプ(じっくり注視することなく記憶し、判断に結び付ける情報収集のスタイル)の特徴を眼球運動とフォーカスグループインタビューにより明らかにすることを目的とした。看護場面での新人看護師の注視との比較では、観察時間、注視時間、注視回数に差はなかったが、注視項目と0.2秒以下の注視回数に有意差があり、熟練看護師は0.2秒以下で情報収集を行っていたことが明らかになった。また、結果のフィードバックとインタビューによる思考の言語化は、新人看護師の直感的判断から論理的判断への転換に有効であることが示され、教育によってクリニカル・グラスプが促進される可能性が示唆された。
|