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在宅酸素療法を必要とするCOPD患者の訪問看護の効果

研究課題

研究課題/領域番号 15K15904
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 高齢看護学
研究機関純真学園大学

研究代表者

波止 千惠  純真学園大学, 看護学科, 准教授 (70570026)

研究協力者 前田 ひとみ   (90183607)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード訪問看護 / COPD患者 / 在宅酸素療法 / セルフマネジメント / 急性増悪 / COPD患者
研究成果の概要

在宅酸素療法を行っている65歳以上のCOPD患者に対して外来看護師が外来で個別指導した場合と訪問看護を行い指導した場合の比較検討を行った.介入の違いで急性増悪に有意差はなかったが,訪問看護を行った患者の方がセルフマネジメントに必要な情報LINQで「病気の理解度」や「薬」の病状や治療に関すること,「自己管理」「運動」など日常生活に関する情報を多く得ていた.訪問で指導を行った患者はセルフマネジメントに必要な情報を得ているため,今後COPD患者の急性増悪を予防するためには,訪問看護は患者が得ている情報を行動に移しセルフモニタリングできるように支援していくことが求められる結果となった.

研究成果の学術的意義や社会的意義

COPD患者は高齢者が多く在宅酸素療法が必要となった場合のセルフマネジメント教育を短期間の入院期間で行うのは困難である.そこで在宅酸素療法が開始となったCOPD患者のセルフマネジメント教育を外来のみでの看護介入と,外来と訪問による看護介入の違いで急性増悪の有無を比較したが差はなかった.しかし看護師が患者宅を訪問して指導を行った患者の方がCOPDのセルフマネジメントに必要な情報を多く得ていたことがわかった.今後患者が知識として得た情報を行動に移し療養生活を継続できる支援について検討していく必要がある.

報告書

(5件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書

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公開日: 2015-04-16   更新日: 2020-03-30  

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