研究課題/領域番号 |
15K15908
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大森 純子 東北大学, 医学系研究科, 教授 (50295391)
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連携研究者 |
田口 敦子 東北大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (70359636)
川崎 千恵 国立保健医療科学院, 生涯健康研究部 公衆衛生看護研究領域, 主任研究官 (80648212)
北出 順子 福井大学, 医学部看護学科 地域看護学, 講師 (80509282)
中野 久美子 東北大学, 大学院医学系研究科 (20811269)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 看護職間ネットワーク / エスノグラフィー / 原子力災害リスク |
研究成果の概要 |
本研究では、『備えの看護職間ネットワーク』構築にかかる原発立地区域の看護職の文化をエスノグラフィーの手法で記述することを目的とした。全国から5立地区域を選定し、25名にインタビューした。領域分析結果を基に、市町村の保健師13名に焦点化し分析を進め、テーマ、ドメイン等を生成した。結果、保健師は、専門職としての気づきを秘めつつ、原発と共にある役場文化の中で共存しようとする2重の構造が抽出された。『備えの看護職間ネットワーク』構築には、保健師が専門職としての気づきを有することを前提に、原発立地区域の役場文化との共存を尊重し、原子力災害リスクに対する認識を顕在化することが重要である。
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