研究課題/領域番号 |
15K15918
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
上野 昌江 大阪府立大学, 看護学研究科, 教授 (70264827)
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研究分担者 |
大川 聡子 大阪府立大学, 看護学研究科, 准教授 (90364033)
根来 佐由美 大阪府立大学, 看護学研究科, 講師 (50508794)
安本 理抄 大阪府立大学, 看護学研究科, 助教 (00733833)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 子ども虐待 / 母子保健 / 虐待保健 / 保健師 / 死亡の予防 / 信頼関係構築 / 研修 / 子ども虐待予防 / 児童相談所 / 死亡事例 |
研究成果の概要 |
本研究では、まず地方自治体による死亡事例等の検証報告書の分析を行った。次に虐待予防活動を行っている保健師への質問紙調査を実施した。さらに児童相談所で保健師として活動した経験のある保健師に面接調査を実施した。それらの結果を踏まえて、虐待予防に必要な知識、技術、態度を含めた研修プログラムを作成し実施した。研修に参加した保健師への調査から研修内容は概ね理解でき、実践で活用できるという評価であった。今後虐待予防に取り組む保健師が介入ベースではなく、支援を中核とした活動を展開できるよう研修を普及していくことが必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
虐待は子どもの健全な心身の発達を阻害するだけでなく死亡に至ることもあり、虐待予防の第一線で活動している保健師のための研修プログラムの開発は喫緊の課題となっている。本研究において、これまで保健師が母子保健活動において培ってきた親、家族とのパートナーシップによる支援を基盤とした研修プログラムを開発した。今後それを普及し、保健師の虐待保健の知識、技術を向上させていくことが虐待死予防につながっていく。
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