研究課題/領域番号 |
15K15933
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
岡野 明美 京都府立医科大学, 医学部, 講師 (20718118)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2017年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 認知症 / コーディネーション / 地域包括支援センター / 保健師 / 認知症高齢者 / 地域包括支援センター保健師 / BPSD / 強固な受診拒否 / 本人は困っていない / 家庭訪問 / 保健師の信念 / 多職種連携 / 安定した生活の獲得 / 地域資源の創造 |
研究成果の概要 |
研究目的は、認知症高齢者の生活支援に向けた地域包括支援センター保健師のコーディネーションの実態を明らかにすることである。全国地域包括支援センター4,557施設の保健師に無記名自記式質問紙調査を行った。414施設の返信から欠損データを除外し314名を分析対象とした。結果は、認知機能の低下と受療状状況をアセスメントし介護保険サービスにつなぐコーディネーションは、地域包括支援センター保健師の4割がかなり・十分に実施できていた。課題は、行動心理症状のアセスメントや行動心理症状のある認知症高齢者をサービスにつなげるための働きかけ、認知症高齢者の支援課題を地域住民と共有、地域社会資源の創出であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、認知症高齢者の生活支援に向けた地域包括支援センターにおけるコーディネーションの実態を明らかにすることを目的とする。研究の意義は以下の通りである。1.認知症高齢者の生活支援に向けた地域包括支援センターにおけるコーディネーションが明確になる。2.認知症高齢者の生活支援に向けたコーディネーション内容が可視化されることで、コーディネーションの不十分な実践項目が明確となり、学習や研修参加への糸口となる。3.これらの結果、認知症高齢者が地域で安心して生活できることへの貢献につながる。
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