研究課題/領域番号 |
15K15979
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 三重大学 (2016-2018) 京都大学 (2015) |
研究代表者 |
森本 尚之 三重大学, 地域人材教育開発機構, 講師 (40739447)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 電力割当制御システム / 組合せ最適化 / オンデマンド型電力供給システム / スマートグリッド |
研究成果の概要 |
オンデマンド型電力供給 (Energy-on-Demand: EoD) は需要家サイドの電力マネジメントのための新しいコンセプトであり,電力の流れを高度に制御することを目的とする.利用可能な電力が限られている状況で,電力割当マネージャが最適な電力割当を計算し各家電への電力供給量を制御する.本研究では,家電の消費電力の組合せ最適化に基づくEoDシステムの提案,実装および評価を行った.具体的には,現実環境への適応を考慮した問題の定式化を行い,多重選択ナップザック問題や割当制約付き複数ナップザック問題に対するアルゴリズムを用いて電力割当を最適化するシステムを構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は昨今の電力事情を背景とし,日常的な電力管理を組合せ最適化問題として捉え,生活品質を可能な限り落とさずに電力消費を最適化する点が特徴的であり,IoT等により節電目標を自動的かつ確実に達成するための技術として社会的に意義がある.本研究では家庭における電力割当制御を主な対象としていたが,要素技術は家庭だけに限定されずオフィスや工場等にも応用可能と考えられる.
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