研究課題/領域番号 |
15K15982
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
東野 正幸 鳥取大学, 総合メディア基盤センター, 助教 (70736090)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | モバイルエージェント / 分散システム / デバッガ |
研究成果の概要 |
モバイルエージェントは自律性を持ったソフトウェア部品である。複数のエージェントを協調させることで人間社会に似たモデルで複雑な分散システムを構築できる利点がある。しかし、システムの規模が大きくなるにつれてエージェントの動作や協調関係が複雑化しデバッグが困難になる問題がある。本研究では、モバイルエージェントのデバッグの困難性を分析し、分散システムを構成するエージェント集合の分割と統合を自由に行ってもシステムが正しく動作することを保証するフレームワークを提案した。開発者がシステムを観測しながら自由に構成を変更可能とすることでデバッグの困難性を軽減できると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
システム開発にはデバッグは必要不可欠であり、本研究はモバイルエージェント技術の実用化に大きく貢献できる。モバイルエージェントのデバッグの困難性を軽減することで、モバイルエージェント技術に基づく分散システムのデバッグに必要な作業工数の削減が期待できる。モバイルエージェント技術を実用化に近づけることで、大規模で柔軟性が要求される分散システムをさらに高度に発展させることにも貢献が期待できる。
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