研究課題/領域番号 |
15K15984
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
今井 信太郎 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 准教授 (50510260)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | センサシステム / センサネットワーク / マルチエージェントシステム / センサシステム基盤技術 |
研究成果の概要 |
本申請研究では,環境に適応した動作を可能とする,マルチエージェント技術に基づくセンサシステム基盤技術の開発を実施した.この技術により,エージェントシステムに参加できないセンサノードが存在した場合でも,近傍のノードが処理を補完することが可能となった.この結果,システムは特定のノードに負荷が発生した場合などの環境変化を検知し,自律的にデータ処理場所の変更やノードの動作の調整を行うことによりノードの負荷や消費電力を低減させることなどが可能となり,環境への適応が実現された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本申請研究で開発したセンサシステム基盤技術により,システムは柔軟なデータ処理場所の変更などを自律的に行うことにより,デバイス構成などの環境に適応した動作が可能となる.今後,大量のセンサデータを利用した様々なサービスの展開が予想され,センサシステムは社会にとって欠かせないインフラの一部となると考えられる.本申請研究の成果は,このようなセンサシステムの発展に貢献することが予想される.
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