研究課題/領域番号 |
15K15987
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
情報ネットワーク
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研究機関 | 名城大学 |
研究代表者 |
鈴木 秀和 名城大学, 理工学部, 准教授 (50583803)
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研究協力者 |
梅山 莉奈
西尾 航
林 宏輔
伴 拓実
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | IoT / 機器管理 / 直感的 / AR / 通信プロトコル / 抽象化 / 無線ネットワーク / 可視化 / 家電制御 / 無線センサネットワーク |
研究成果の概要 |
本研究では、無線ネットワークで接続された情報家電機器やIoTデバイスの違いをユーザが意識することなく、AR(Augmented Reality)技術を利用して直感的に機器の識別や操作、管理を実現するための機器管理制御フレームワークiHAC(intuitive Home Appliance Control)を開発した。iHACシステムと機器の型番しか情報提供されない従来システムを利用して情報家電機器の制御に係る評価実験を行った。その結果、AR技術によりユーザへ操作対象機器の設置場所を可視化することにより、制御アプリケーションの操作時間や操作回数を約45.5%削減できることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今後、屋内外に無線通信で接続された情報家電機器やセンサデバイスをはじめとするIoTデバイスが多数設置される環境において、迅速かつ確実に操作対象となるIoTデバイスを発見したり、企業によるIoTデバイスの維持管理の負担軽減に寄与したりすることができるようになる。また、無線リンクの可視化が実現されることにより、IoTサービスが正常に提供されない原因がデバイス側にあるのかネットワーク側にあるのかなど、原因究明に要する時間を削減する効果や、保守管理業務の効率化などが期待される。
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